今日は、柱の墨だし、金物固定、設置をしています。
調張りで出した基準線からの距離を測り柱芯の墨だしをしていきます。 柱は地についていない状態で正確な数値が出せない為、あらかじめ計算で出した数値と見比べながら、桁部分の寸法に合わせて柱芯を出していきます。 桁部分もいろんな所が傾いていたり、隙間があるので合わせていくのがかなりたいへんです。 なんとか、柱芯を出し終わり次に金物を設置していきます。 大柱(ケヤキの通し柱)だけは独立して800x800の土台を作ります。 土台にはホールダウン金物(引抜き防止金物)を2ヵ所設置して大柱に固定する予定です。 ホールダウン金物は型枠が出来る前に設置して鉄筋で緊結していきます。 計7ヶ所に2本づつ14本使用しています。 古民家ですし傾きや隙間が多々見られます、またケヤキの構造材(硬いです)がほとんどのため、基礎ができ浮かせている建物を降ろす時にうまく土台にはまってくれるのかが心配です。 多分、かなり苦労するのでは・・・何ヵ所か調整して合わせていく部分は出てきそうです。 降ろした後もジャッキを使い傾きや隙間を引っ張って直していくので、まずはちゃんと土台、基礎を作ることですね。
by yamazakikoumuten
| 2007-01-01 01:50
| 古民家再生
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