第2期解体工事では1期で解体した1階部分以外の構造材を除いた部分ですw
1階和室部分は残して現状のまま使用するので天井部分に雨が漏ってこないように ブルーシート3枚重ねで防水処理をしていきます。 2階部分は、部屋ではなく構造材がサラシでワラや竹、木材、囲炉裏の灰ですごい状態、 1日目は、この2階部分の掃除から始まりました。 さすがの解体業者の方々も苦労したようです、お疲れさまです。 1日目はあいにくの雨・・・2日目は晴天がでしたので外回りの防水処理をしていきます。 解体工事も順調に進み、瓦が取れ、裏板(野地板=屋根垂木の上に施工します)が取れ 土壁も解体していきます。 工事が進むにつれ、昔の大工さんたちの苦労や、技術が見えてきます、 棟木の上に束を立て、その上にもうひとつ棟木がある状態で下の棟木に登り木が掛かっています、約80年前にどうやって持ち上げたのか・・・ホントに疑問です。 登り木もまっすぐではないため母屋との隙間部分には 無理やり押し込んだ感じで束が入っています。 解体中一番驚いた部分は、煙出し部分です、何十年使っていなかったのですが、灰が3センチは積もっています。こりゃ~たいへんだ・・・ここも掃除をして痛み具合を見ていきます。 母屋部分も残せる材は残し痛みが激しいところは交換していきます、束は全部交換して新たに設置していきます。 汚れや痛みが激しい部分が多々ありますし、残す部分と解体する部分を見極めながら 来週待つには終了予定です。 解体が終了したところから、大工さんが新たな構造材を設置していきます。 既存の構造部分が丸太状態で真っ直ぐじゃ無い部分が多々ありますので 大工さんたちも苦戦しそうです。 ![]()
by yamazakikoumuten
| 2007-01-01 01:46
| 古民家再生
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